【書評】ダン・ブラウン著「天使と悪魔」を読んで

今回は私が大好きなダン・ブラウンさんの著書【天使と悪魔】についてシェアします。

sasaendo

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今回は私が愛してやまない、ラングドンシリーズ第1作目の【天使と悪魔】についてレビューもかねて紹介していきたいと思います。

目次

  1. 概要
  2. 見どころ
  3. こんな人におすすめ
  4. まとめ

1. 概要

「天使と悪魔」は推理小説で、ハーバード大学の図像学者ロバート・ラングドン教授が主人公のミステリー作品の第1作目になります。

著者はダン・ブラウンという有名な小説家です。

あらすじ

ハ-ヴァ-ド大の図像学者ラングドンはスイスの科学研究所長から電話を受け、ある紋章についての説明を求められる。紋章は秘密結社<イルミナティ>一七世紀にガリレオが創設した科学者たちの結社のもので、この世にはもう存在しないはずの伝説の紋章だった。それが男の全裸死体の胸に焼印として押されていたのだという。殺された男は、最近極秘のうちに世界初の大量反物質の生成に成功した科学者。反物質は核の数十倍のエネルギ-を持つが、既に殺人者に盗まれ、密かにヴァチカンに持ち込まれたという。スピ-ド感あふれ、ひねりと衝撃が連続の、タイムリミット・サスペンス!引用:Amazon

この作品の概要がわかった所で、次に見どころを見ていきましょう。

2. 見どころ

1. 事実に基づく物語の設定

この作品はしっかりと調査が行われており、事実に基づいた物語となっています。

実際に、スイスでは反物質粒子の生成に成功しており、このエネルギーはニューヨーク市全体の丸一日分のエネルギーを補うほどだそうです。

また、イルミナティも実際に存在している秘密結社で読んでいくだけで内容にどんどんハマっていきます。

2. 情景が浮かぶ描写

この作品のスゴいところは、読んでいるだけでその世界を感じられる所です。

もちろんバチカンやローマの情景もですが、さまざまな所で起こる殺人も描写がしっかりしていて、小説でもリアルを感じます。

これを読んでから観たパンテオンは本当に感動しました。

3. カメルレンゴの存在感

この作品では重要なキーパーソンであるカメルレンゴ。

まずは「カメルレンゴとは?」というところなのですが、Wikipediaで調べてみました。

カメルレンゴ (Camerlengo)とは、ローマ教皇庁の役職で、ローマ教皇の秘書長。枢機卿の中からローマ教皇によって指名される。使徒座空位の際の使徒座空位期間事務局の長官で、教皇代理となる。また、枢機卿団の事務長として、バチカンにおいて使徒座空位の間のみ有効な切手や貨幣を発行する権限がある。この場合は、教皇の肖像や教皇紋章に代えてカメルレンゴの紋章を用いる。引用: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B4

この小説内では枢機卿が何者かによって殺されてしまうので、カメルレンゴがさまざまな部分で枢機卿の権限を持つため最重要人物となるのです。

4. ラングドンのミッキーの腕時計

このラングドンシリーズで欠かせないのが、ミッキーの腕時計。

この作品にユーモアを持たせてくれるアイテムの一つです。

私はこれを読んでどうしても欲しくて買ったのを覚えています。

見どころはまだまだあるのですが、今回は4つに絞らせていただきました!

3. こんな人におすすめ

  • 美術品などの芸術品が好きな人
  • イタリアやバチカンが好きな人
  • ミステリー小説が好きな人

こういった方にハマる作品だと思います!

4. まとめ

「天使と悪魔」はロバート・ラングドン教授が主人公としての小説第1作目になります。

事実に基づいた物語の構成は引き込まれるものがありますし、是非読んでいただきたい作品の一つです。

また、この作品は映画化もされていて、トム・ハンクスが主人公であるロバート・ラングドン教授を演じています。

映画のため、原作とは少し違う部分はあるのですが、再現度は大変高いです。

小説はちょっとという方も映画なら2時間くらいで観ることができるので、是非観てみてください。

映画では小説で2作目に当たる「ダ・ヴィンチ・コード」が先に映画化されていて、「天使と悪魔」は2作目になっています。

これは完全に推測ですが、「ダ・ヴィンチ・コード」という名前の方が集客できそうだからかなと思ってます。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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