【書評】ダン・ブラウン著「オリジン」を読んで
舞台はスペイン、推理小説ダン・ブラウンさんの著書【オリジン】についてシェアします。
今回は私が愛してやまない、ラングドンシリーズ第5作目の【オリジン】についてレビューもかねて紹介していきたいと思います。
目次
- 概要
- 見どころ
- こんな人におすすめ
- まとめ
1. 概要
「オリジン」は推理小説で、ハーバード大学の図像学者ロバート・ラングドン教授が主人公のミステリー作品の第5作目になります。
著者はダン・ブラウンという有名な小説家です。
あらすじ
スペインのビルバオ、マドリード、バルセロナを舞台に、ラングドンの前に最強の敵が立ちはだかる! 鍵を握るのは、人類最大の謎“我々はどこから来たのか、どこへ行くのか”――。引用:Amazon
この作品の概要がわかった所で、次に見どころを見ていきましょう。
2. 見どころ
1. ガウディの原始スープ
科学上の通説では、生命は地球の原始スープの中ではじめて宿ったとされる-ー太古の海洋で、火山から噴き出た多様な化学物質が攪拌され、やむことのない嵐のなかで雷が繰り返し落ちるうちに・・・・・突然、ユダヤの伝説のゴーレムのように、最初の単細胞生物が誕生したと考えられている。引用:オリジン(上)より
原始スープとは正に人類の起源とされていて、ガウディの原始スープとはバルセロナの歩道に敷かれている六角形の舗装タイルのことで、『パノット』という作品です。
1枚1枚正しい向きに並べるとプランクトンや微生物などが浮かび上がりこれを地元の方々は「原始スープ」と呼んでいるようです。
この原始スープは本作で重要な役割になっています。
2. 人工知能ウィンストン
ここまで発達している人工知能はまだないのではないでしょうか?
ウィンストンは姿形はなくても作品を読んでいるとまるで人間のように思えてきます。
本作でラングトンを助けてくれるキーパーソン?(人ではないけど、、、。)です。
3. 美しい建造物たち
ガウディ設計のカサ・ミラやサグラダ・ファミリアが登場するのですが、描写の描き方が想像力をかき立てられます。
ヨーロッパは現代建造物も素晴らしいものが多く、本書でも序盤にグッゲンハイム美術館が登場します。
見どころはまだまだあるのですが、今回は3つに絞らせていただきました!
3. こんな人におすすめ
- 美術品などの芸術品が好きな人
- 科学が好きな人
- スペインが好きな人
- ミステリー小説が好きな人
こういった方にハマる作品だと思います!
4. まとめ
オリジンはロバート・ラングドン教授が主人公としての第5作目になります。
今までの作品の中で人工知能という新しい所が入ってきたなと感じました。
著者のダン・ブラウンは時代を鑑みて作品を作っていると思っていますし、早く新しいのが読みたいです!
最後までみていただきありがとうございます!
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