【書評】ダン・ブラウン著「インフェルノ」を読んで
舞台はイタリア、トルコ、推理小説ダン・ブラウンさんの著書【インフェルノ】についてシェアします。
今回は私が愛してやまない、ラングドンシリーズ第4作目の【インフェルノ】についてレビューもかねて紹介していきたいと思います。
目次
- 概要
- 見どころ
- こんな人におすすめ
- まとめ
1. 概要
「インフェルノ」は推理小説で、ハーバード大学の図像学者ロバート・ラングドン教授が主人公のミステリー作品の第4作目になります。
本作品ではボッティチェルリの「地獄の見取り図 」から推理が始まっていきます。
著者はダン・ブラウンという有名な小説家です。
あらすじ
フィレンツェの病院で目覚めたラングドン教授は、ここ数日の記憶がないことに動揺していた。そこに何者かが襲いかかる。医師シエナと逃げ出したラングドンは、ダンテ『神曲』〈地獄篇〉に手がかりがあると気付くが。引用:Amazon
この作品の概要がわかった所で、次に見どころを見ていきましょう。
2. 見どころ
1. 目覚めたら突然フィレンツェ
目覚めたら突然フィレンツェなんて、普通なら嬉しいところです。
ですが、ラングドンは数日間の記憶がなく かつ目覚めたのは病室のベッドでした。
しかもそれが自分がいるはずのマサチューセッツから4,000マイル (約6437.376km)離れたフィレンツェなんですから、驚きどころではないでしょう。
何故ラングドンはフィレンツェにいるのか?
2. 顧客のために”殺し”まで担う謎の組織
この作品にはお金を払えばなんでもやってくれる組織が出てきます。
その組織が絡むことで、事態はより複雑に絡み合います。
こんな組織本当にあるのでしょうか?
いや、ありそうですね。
3. 世界の人口増加を題材に
現在世界人口は約78億人 で2050年には100億人 ほどになると言われています。
そういった実際の数値をを元に、本作では地球が悲鳴を上げていると考える大富豪が世界を破滅へと導く計画を遂行していくのです。
それをまたもやラングドンが解決しようと推理をしていきます。
4. 途中まで別人だと思っていた人物
小説だからこその衝撃が味わえます。
読んでいて出てくるある人物がいるのですが、「まあ明らかにこの人でしょ。」という様に読み進めていたのですが、
全く違う人物だと思っていた人物が誰かわかった時の衝撃、思わずその場面を読み返してしまいます。
見どころはまだまだあるのですが、今回は4つに絞らせていただきました!
3. こんな人におすすめ
- 美術品などの芸術品が好きな人
- 科学が好きな人
- イタリアやトルコが好きな人
- ミステリー小説が好きな人
こういった方にハマる作品だと思います!
4. まとめ
インフェルノはロバート・ラングドン教授が主人公としての第4作目になります。
本作は映画化がされています。
映画ではダンテの「地獄篇」やボッティチェルリの「地獄の見取り図」が映像として描かれているのは見ものです。
映画のため、原作とは少し違う部分はあるのですが、再現度は大変高いです。
小説はちょっとという方も映画なら2時間くらいで観ることができるので、是非観てみてください。
最後までみていただきありがとうございます!
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